歯磨きが難しいので、虫歯や歯周病になるリスクが高くなり、歯の寿命が短くなることもあります。
食べ物をよく咬むことができず、あごの関節や胃腸などの消化器官への負担が大きくなることもあります。
見た目の悪さや不明瞭な発音などから、精神的な負担を感じることもあります。
美しくバランスのとれた口元は素敵な笑顔だけでなく健康をもたらします
子供の矯正治療は、上あごや下あごの位置や大きさの異常の改善を目指します。骨が大きくなる成長期だからこそできる治療となります。
歯を支える上あごや下あごの大きさや位置が著しくずれていて、骨の手術を併用しないと矯正治療が難しい歯並びがあります。このような状態を「顎変形症」といいます。
顎変形症は、「顎口腔機能診断施設」に指定された医療機関で保険治療が適用されます。
なお、骨の手術は、連携している口腔外科で施術してもらうことになります。
唇顎口蓋裂などの先天性疾患では、先天的に骨の一部が欠損していたり、骨の成長に不正が認められることが多く、歯並びや咬むことに問題が生じてしまいます。
これらの疾患をもつ方の矯正治療は、「指定自立支援医療機関」にて保険治療が適用されます。
厚生労働大臣が定める先天異常疾患は、定期的に該当する疾患が見直されていますので、ご確認下さい。
home > 矯正治療とは